韓国チェジュ航空の事故

昨日、12月29日午前9時あたり、韓国のムアン国際空港で哀しい事故が起こりました。
搭乗していたのは181名。
その内、救助されたのは後部に乗っていた乗務員2名のみ。
179名の方がお亡くなりになっています。

着陸時に車輪も出ておらず、滑走路も短めの場所に降りなければならなかったのは、それだけ時間に余裕がなかったのでしょうか?
胴体着陸でしたね。
インターネットで事故の数分後には動画が出回り、最初、なにか映画の紹介かと勘違いするぐらいの現実感のない映像でした。
韓国チェジュ航空の事故

インターネット上では、何故車輪が出てないんだとか、減速が出来てないだとか、着陸前の燃料投棄がなされていないだとか、いろいろ言われていまが、詳しい調査はこれから行われますし、事故原因の解明はこれからなされます。
韓国チェジュ航空の事故

今はただ静かに、ご冥福をお祈りすることが先だと思います。
素人も評論家も、事故に合われた方やそのご遺族にもっと配慮すべきだと私は思うのです。
昨日のネット上のコメントや投稿を見てて、そう思いました。

昨日の事故を受けて思い出させるのが、今年正月。
羽田空港で起きた日本航空機と海上保安庁機の衝突炎上事故です。
この事故では日本航空機側の乗客乗務員379名は全員無事。
ただ海上保安庁機側では、機長が脱出、そのほかの乗員5名は全身挫滅(強い力で全体の組織や臓器が破壊された状態)でお亡くなりになりました。

この時の日本航空機は新千歳空港発羽田空港行の便。
正月の帰省Uターンというお客さんも多かったことでしょう。

そしてこの事故で炎上した海上保安庁所属機みずなぎ1号は、前日元旦に起きた能登大地震被災地救援のため、救援物資を満載して離陸しようとしていた矢先、この衝突事故が起きました。
この、みずなぎ1号ですが、かの東日本大震災において仙台空港で被災。
その被災から唯一現場復帰できた奇跡の機体でありました。

1月2日羽田空港での事故

そしてこの事故からもう一年になろうとしています。
能登地震での現地の復興も含め、この航空機事故の原因究明がいまだに終わっていないのは、どうしてでしょう?
政府や行政が、余りにも平和ボケしてしまっているという感じが私はします。


その分、娯楽情報が多量に散布されているので、国民も芸能スポーツ情報という温泉の中で夢見心地。
そんな夢を今朝見ました。
猿と温泉

年末年始。
帰省ラッシュにUターンラッシュ。
特に航空機の事故は怖いです。
しかしなぜ、今年はこう、この時期に集中してしまったのでしょうか?
アゼルバイジャン航空の旅客機は、12月25日にロシアから通信妨害を受けた上にミサイル誤射で撃ち落とされて38名がお亡くなりになっています。
12月26日はJALが大規模なサイバー攻撃を受けて運航ダイヤが乱れています。

嫌な流れになってきていますね。
要注意です。

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