☆「日高晤郎ショー 最後の日」5時台の話
☆放送後の晤郎さん
こうして放送が終了した午後五時。
まず歌人達が退出。
スタジオからお客さんがその後に退出。
公水さんの涙顔が印象的でした。
☆晤郎さんに会いに行こう
歌人が去り、スタジオのお客さんが帰った直後、廊下のお客さん達の多くが晤郎さんに会いに行きました。
これは恒例の事。
毎回晤郎さんは放送終了後にスタジオのお客さんを見送った後、廊下で待っていたお客さんと握手をしてくださる。
この時も、そうでした。
「行こう、行こう。晤郎さんに会いに行こう。」
動かない私に、隣のお客さんからそう誘われました。
「ごめんなさい、私はやめときます。」
怪訝な顔をされたこと、覚えてます。
私はあの時、会いに行かなかったこと。
今でも悔やんではいません。
あの体調で9時間の日高晤郎ショーをやりきった晤郎さんに、一刻も早く休んでいただきたい。
その思いでいっぱいでした。
静かに第一スタジオに背を向け、帰路へ。
廊下の角を曲がると、そこにはまだスタジオの一部のお客さんが居らっしゃいました。
ほとんどの方の目が、真っ赤でした。