木村善幸さんの挑戦
☆COVID-19との戦い
私が、津軽三味線・和太鼓奏者の木村善幸さんと出会ったのは、勿論ウィークエンドバラエティ日高晤郎ショー。
そのホール公開。
その時のゲストには、ギター奏者の谷本光さんもいたっけ。
あの時は、お二人の音に圧倒されっぱなし。
今でも覚えてますよ、ハッキリと。
その木村善幸さんは現在、COVID-19蔓延のために、他のアーティストと同じく、活動を制限されている状態にある。
そう。
新型コロナとも呼ばれるCOVID-19は、芸術や文化さえ破壊しつつあるのだ。
そんな破壊者と、上手に戦わなければ、私達の文化は衰退していくのかもしれぬと思う時がある。
それは、私だけの考えではない。
☆偶然の一致(シンクロニシティ)
心理学者のカール・グスタフ・ユング
ユングが提唱していたことの一つに、シンクロニシティがある。
シンクロニシティ、つまり、偶然の一致、しかも意味のある偶然の一致。
先日、買ったばかりの軽自動車を試運転。
たまたまお腹が減って、たまたま通りがかった。
あ、久しぶりに食べるかなと、予定外の場所での予定外の夕食。
そうして、とある食堂に寄った。
そこには、日高晤郎さんの色紙もある。
大好きな店。
久しぶりに来た。
そして、懐かしい大好きなメニューを注文。
待つことしばし、良い香り。
頂きますと箸を進めながら、昔ここで木村善幸さんと食事をご一緒した思い出がよみがえってきた。
そうしたら、急にいろいろ気になりだして、食べ終わって新車試運転で一気に帰路に着く。
帰着して、すぐにパソコンで久し振りに木村さんのページを開いたら、発信されたばかりの情報に出会ったのだ。
日高晤郎さん人生最後のステージとなった札幌市教育文化会館で、18日金曜日に木村善幸さんが無観客トライアル公演を行うと。
大いに刺激を受けた記事だった。
無観客公演、、、なんていう挑戦だ、と。
晤郎さんが結んでくださったご縁。
なんだか心から笑顔になれた瞬間だった。
そう、シンクロニシティ。
共時性とも訳される。
それはいつも私達も周りに起こっている。
それに気づくことが大切。
それに気づいてあげることで、人生は何倍にも豊かになれるって、ユングも言ってたっけ。
そしてもう一つ。
魂の奥底に届く音って、確かに存在してると思う。
< 木村善幸さん 無観客トライアル公演 リポートPart1へと続く。